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日付: 2015年08月19日

投稿者: 七転び八起き

件名: 剣道防具

初心者や低学年も多いので
剣道の防具の説明をしたいと思います。


剣道で体を守っているのが防具です。

防具の基本的な名称

防具には、面、小手、胴、垂などがあります

面、小手、胴、垂にも、各部分の名称が付けられています。


『面の各部分の名称』
剣道で頭を守ってくれる、防具の面

①縦金(たてがね)
面金の縦の部分です。

②横金(よこがね)
面金の横の部分です。

③物見(ものみ)
横金の上から6本目と7本目の間のことです。
少年用の13本面金の場合は
5本目と6本目の間になります。

④面乳革(めんちがわ)
面紐を取り付ける部分になります。

⑤突垂れ(つきだれ)
相手の突きの攻撃から喉を守る部分です。

⑥用心垂れ(ようじんだれ)
相手の突きの攻撃が外れたときに
首を守る部分です。

⑦天(てん)
面の内側のおでこをつける部分です。

⑧地(ち)
面の内側の顎をつける部分です。

⑨面布団(めんぶとん)
面の布の部分です。
頭や肩のを守る役割があります。
薄すぎるとダメージが大きくなりますが、
厚過ぎると動きにくく、重くなります。


『小手の各部分の名前』
剣道で手を守ってくれる、防具の小手。

小手にもさまざまな部位からできていて、
その部位にも名前があります。

①小手頭(こてがしら)
小手の先の部分です。

②筒(つつ)
小手の真ん中の部分です。

③小手布団(こてぶとん)
小手の手前の部分です。

※小手頭と筒の間に生子(けら)があります。


④小手頭(こてがしら)
小手の先の部分です。

⑤手の内(てのうち)
竹刀を握る部分です。


『胴の各部分の名前』
剣道で、胸やお腹を守ってくれる防具の胴。

胴もさまざまな部分から作られていて、
それぞれに名前がついています。

①胸乳革(むねちがわ)
長いほうの胴紐を通すところです。
乳とは輪っかの意味です。

②胴胸(どうむね)
胸を守る部分です。

③胴台(どうだい)
お腹を守る部分です。

④小胸(こむね)
脇腹を守る部分です。

⑤胴乳革(どうちがわ)
胴紐をつける部分です。


『垂(たれ)の各部名称』
剣道でお腹や腰や下腹部を
守ってくれる防具が垂です。

垂も、さまざまな部位から
できあがっています。


①垂紐(たれひも)
垂を装着するときに使う紐です。

②大垂(おおだれ)
5枚のうちの3枚の大きな部分です。
真ん中の大垂に
ゼッケン(垂ネーム)をつけます。

③小垂(こだれ)
5枚のうちの小さな2枚になります。

⑤前帯(まえおび)
腰を守る部分です。

⑥帯止め(おびどめ)
垂紐と前帯をつないでいる部分です。

防具もさまざまな名称があります。
先生などに、
名称をいわれて指摘されても
しっかりわかるようにしておきましょう。


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